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海青く、空蒼く、森碧く自然はいつも私たちに憩いと安らぎを与えてくれます。
なにわキャスターズクラブ

クラブ月例会Club monthly meeting




2013年2月例会レポート

 2013年大阪・兵庫合同納竿大会併催    平成25年12月15日    レポーター:坂本照治

 今年最後のクラブ例会は、例年どおり大阪・兵庫合同納竿大会との併催で行なわれた。今年最後の例会でもあり、当初は10名の参加申し込みであったが、蓋を開けると5名での例会となった。(今年の例会は殆どこのような状態であった。)当日は今年一番の冷え込みとなり、北西の風も強く淡路島西岸は強風で釣りにならないと考え、当初狙っていた西岸のポイントを諦め参加者で協議を行なった結果、小鳴門周辺で竿を出す事に決定した。

 小鳴門に到着したのが午前1時過ぎ、まずは島田島回りを見に行くと、既に先客が竿を出しており断念!小鳴門を1周した結果、土佐泊浦の造船所横に5名並んで入る事となった。着いた当初は風も殆ど無く、風裏であろうと安心し、竿を出し(三脚に立てかけて場所確保のみ)しばし車で暖を取る。ただし、宮内氏のみ実釣を開始(何時もこの姿だけは関心させられる)。

 午前3時、私と西橋氏が動き出す。宮内氏に釣果を尋ねると、チャリコとアナゴのみという結果。車で休憩していたのが正解だったようです。 暗闇の中、準備して遅ればせながら第1投! このポイントは、約30m沖に多数のブイが浮いており、3方向(右、正面、左)への近投にしか投げられないので、暗いうちは2本だけ竿を出す事にした。アタリは頻繁にあるがすべてアナゴが掛かって来る。ひどい時は、2本針に2匹のアナゴが掛かって来る時もあり「うんざり」である。その後、風向きが変わって時折突風が吹き出し、三脚が倒れて護岸下に2回も転落する始末。嫌気が差しだしたが、前回同様『釣割タイトグラフ』を見てみる。8時〜10時が好時合いと記載されていたためしばし辛抱の釣り。

 午前8時前、西橋氏が35cmのイシガレイを釣る。時合い到来か? 気合を入れ直し、竿も3本セットし打ち返しを行うが魚は釣れず。朝食の弁当を食べながら、西橋氏、宮内氏と談笑していると、西橋氏の竿にアタリ! 慌てて食べかけの弁当を置き、すかさず合わせを入れると、竿が大きく曲がる!! 宮内氏が玉網を持ち魚が現れるのを待っている。しかし、途中で何かに引っ掛かりリールが巻けなくなった。根がかりか? 魚が根に入ったのか? 糸が切れるのを覚悟で数回大きく竿をしゃくると、魚が根から出てきたのか、リールが巻けるようになる。魚の引きもあり獲物は健在である。上がって来たのは、鮮やかな婚姻色の大きなアイナメであった。「でかい!」宮内氏の持つ玉網に納まり3名で歓喜する。すかさず寸法を測ると40cm、久々に大型のアイナメを見た。これで例会の優勝は間違いない!協会でも上位入賞は確実だろう。西橋氏は余裕しゃくしゃくで、食べ残した弁当をおいしそうに食べだした。

 我々も負けてはおれない!直ぐに自分の場所に戻り、エサを付け替えようと竿をにぎると何か魚が乗っているようで、ググッと引きが伝わって来る。釣れてきたのは、27cmのマコガレイであった。残り時間が少ない中、対象魚が1匹釣れたので何とかもう1匹釣れないかと時間ギリギリまで粘ったが時間切れでジエンド。西橋氏の横で竿を出していた宮内氏は23〜4cm程のカレイを3匹釣っているが、例会基準寸法(26p)に満たないためクラブへの審査資格は無かったが、協会大会の方へは提出資格を得た。後に、ダメ元で提出したものが入賞となり生牡蠣を獲得した(何としぶとい!)。 


◎ なにわキャスターズ 例会成績( 全日本対象魚の2匹長寸 )

 優 勝  西橋 浩 氏 イシガレイ 34.3p  アイナメ 39.2p  合計 73.5p  土佐泊浦

 大物を2匹釣り上げ得意満面の西橋氏
 大阪・兵庫合同納竿大会でも、見事3位入賞されました。            

 本人談:今年は初釣りで例会優勝し、納竿の例会でも優勝をする事ができ、良い締めくくりとなりました。

 来年も、精一杯頑張ります!






11月例会レポート
 
第99回全日本カレイ投げ釣り選手権大会併催 平成25年11月17日  レポーター:坂本照治


 ここ数年、全日本カレイ選手権大会は境港会場にエントリーしてそれなりの釣果を出しているので、今年も同境港会場にエントリーし、全日本の上位入賞とクラブ例会優勝を目指した。当初10名の参加申し込みであったが、様々な都合により5名での例会となった。大阪を22時に出発し午前3時には集合場所の境港、ゆめみなと公園に到着した。

 午前4時前に受付が開始され、出発の抽選が行なわれた。我々も抽選を行なうべく5名の中で誰が抽選を引くかを協議、結局は車の持ち主である私が抽選を行う事となった。(くじ運が無く、気が進まなかったのだが・・・) 

 私の目前で抽選をした人が1番を引き当てる! 続いて私が引いたクジは26番 ・・ン? どの辺りなのだろうか? 何クラブが参加しているか分からなかったのでプロジェクトの方に参加クラブ数を聞いてみる。『全部で26クラブです!』・・・ イヤーなんとビリを引いてしまいました。同乗者4名から非難の集中砲火を浴びる! 

 その後、プロジェクトから『我々は皆さんを送り出してから出発するので、なにわさんは25番目に出発して下さい』と連絡があり、一つ繰り上がったと喜ぶ?(体制に影響は無いのだが)。午前430分、1番のクラブから順次、各ポイントを目指してスタートしていきます。ラストの出発ということで我々が最初に目指していた有名ポイントは恐らくダメであろうと思い、空いているポイントを探していると、福浦の橋の付け根(東側)が空いていたので、高階、西田、野木井の3氏が入る。私と宮内氏は更に釣場を探して森山方面へ向う。どのポイントもすでにケミホタルのついた竿が並んでいたが、森山郵便局裏の護岸に2人入れるスペースが見つかり、その場所を釣り座に決め、遅まきながら釣りを開始した。

 
例年なら時間、潮に関係なく竿を振ってアタリを待っているところだが、今年は釣行前にインターネットから『釣割タイトグラフ』(簡単に言えば干・満による魚が釣れる時間予想)をダウンロードして持参してきたので,参考に見てみた。それによると、好時合いは午前3時〜4時と11時〜12時となっていた。となると、11時〜12時が勝負時であると確信し、それまで我慢の釣りを続ける覚悟を決めた。森山郵便局裏付近ではセイゴ(15p位)が多数湧いており、エサを投入すると直ぐにアタリがあり食いついて来る始末。宮内氏と2人で20数匹釣れたがすべて放流した。福浦チームでも釣れたのは小型のキスやアナゴのみという連絡であった。


 時間が経ち1040分頃、福浦の野木井氏が37pのマコガレイを釣ったと連絡が入った。時合い到来である。『釣割タイトグラフ』のほぼ予想どおりに魚が釣れた! 私もすぐさまエサを付け替えて期待の投入。すると、その竿に大きなアタリが出た。合わせてリールを巻くが先ほどのセイゴとは引きが違う、と言ってもそれ程重くも無い? 上がって来たのは、31pのイシガレイであった。これほどまでに、『釣割タイトグラフ』の予想が当たるものか?とその後も打返しを行ったが、セイゴの猛襲にあっただけで納竿時間を迎えることとなった。

 昨年も、諦めて釣場を移動し、空いていたポイントで40pオーバーのカレイを釣っており、カレイ釣りは時合が第一であることを思い知らされた釣行となった。今年も残す例会は合同納竿大会のみとなった。大物を釣って、今年を締めくくりたいものだ。

 ◎ なにわキャスターズ 例会成績( カレイの1匹長寸 )

 

 優勝 野木井光一 マコガレイ 36.2p 福浦  第2位 坂本照治 イシガレイ 31.0p 森山


10月例会レポート
 
第135回大阪協会秋季大会併催    平成25年10月20日    レポーター:坂本照治

 10月例会は他クラブとの親睦を図る目的で合同例会をここ数年開催している。今年も例年の如く西大阪サーフと合同で岡山県下津井より出船し、水島方面を中心にスズキ・コイチの大物を狙った。参加人数は、西大阪サーフ11名、我がクラブ5名の計16名で、我々にとっては久々に多人数での例会となり嬉しい限りである。

 例年はバス釣行であるが、最低25名以上揃わなければ個人負担が大きくなるため、本年はクラブ毎に自家用車での釣行となった。当日は秋雨前線と台風接近により雨が降ったり止んだりの天気となり、せっかくの例会も楽しさも半減となった(悔しい限り!)。途中のSAで釣場の抽選を行い、我がクラブは上水島精錬所跡(北側)に宮内氏と悠麻君、同じく精錬所跡(南側)に山下氏と私、杓島に坂口氏が渡った。西大阪サーフの方々も上水島、川鉄波止、茶瓶、杓島とそれぞれ分かれてポイントに入られました 午前2時頃、宮内氏から早くもスズキと真鯛を釣り、審査資格を得たとの連絡があった(ただし、魚の寸法は??)。その事を杓島に渡った坂口氏に伝えると、坂口氏も同様に黒鯛と真鯛を確保したとのこと。また、山下氏もキスと真鯛を釣っていると聞き、私だけが審査資格なしの状態だ!(この時点でシログチ1匹)気持ちは焦るが魚からのアタリは無く、時間だけが過ぎて行く。眠気が襲ってきた4時頃、突然リールのドラグ音が大きく鳴り、道糸がものすごい勢いで出てゆく!慌てて竿を掴み大きくあわせを入れると、重量感のある引きが伝わってくる。かなりの大物と確信し慎重にやり取りを行い
ながら寄せて来るが、潮が引き、釣り座までは3〜4mもある。取り込みを思案しながらリールを巻いていると、ようやく魚の姿が見えた!! ア〜? 次の瞬間、力が抜ける。その獲物は大きなエイだった・・・。

 その後に釣れたのはアナゴだけで、フグの猛襲に合い納竿となった。この2〜3年、合同例会は我がクラブ員が上位に入賞していたが、今年は我がクラブの最大の天敵「雨」の影響もあり、上位は全て西大阪サーフの方が入賞という結果であった。そんな中、我がクラブの宮内悠麻君が4位に入賞し、かろうじてなにわキャスターズの面目を保ってくれた。(ありがとう!感謝、感謝)この1年、月日の経つのは早いもので今年の例会も残すところあと2回となった。楽しい(結果を含め)釣りが出来るよう気合を入れ直し臨むつもりである。

 

 ☆合同例会入賞者                   ☆4位入賞 宮内悠麻君
 2位 山本氏(左) ・優勝 永沢氏(中)・大野氏(右)


 ◎なにわキャスターズ 例会成績( 全日本サーフ対象魚の異種2匹合計 )
 優 勝  宮内 悠麻  スズキ  46.4   黒鯛 35.1  合計81.5cm 上水島精錬所跡(北側)
 2 位  宮内 宏知  スズキ  45.6   真鯛 17.5  合計63.1cm  上水島精錬所跡(北側)

 3 位  坂口 浩之  黒 鯛  33.5   真鯛 14.7  合計48.2cm  杓島
 4 位   山下 和利  キュウセン23.7  キス 23.5  合計47.2cm 上水島精錬所跡(南側)

9月例会レポート
  ※荒天により中止

8月例会レポート
  
ドボン!」ハプニング  平成25年8月4日 レポーター:坂本照治

 8月、日中は35℃にもなる酷暑の時季、昼間の釣りを避けるため夜釣りがメインとなる。今例会も夜釣りを中心に一発大物を狙って和歌山県南部堺漁港にて竿を出すことに決めた。

 途中の釣具店で餌を購入し、南部堺港に到着したのが午前0時頃、早速、南部堺港の大波止の状況を確認する。南部堺港の大波止は周囲に大型テトラが多数入れられており、投げ釣りは波止付け根付近のテトラが無い所でしか出来ないためである。確認した処、テトラが切れた場所に2名入れるスペースがあり、山下氏と私が入る事にした。

 森の鼻付近の小波止には坂口氏が入り釣りを開始した。午前1時過ぎ、3本の竿を投げ終え一段落する。チロリを付けた竿にすぐさま小さなアタリが出るも針に乗らず、上げて見ると餌が綺麗に無くなっている。餌取りが多いようだ! 餌を付け替え再投入すると、また直ぐにアタリがある。少し合わせると何か乗っているような感覚が伝わり、上がって来たのはネンブツダイであった。こいつが餌取りの正体か!仕掛けをすべて1本針に変え、餌もエビに付け変えて、大物(コロダイ、マダイ)狙いでアタリを待つ。さすがにエビ餌にすると、餌取りのアタリも無く静かな時間だけが過ぎて行く。
 午前2時頃だっただろうか? 私の左側(5mほど波止先端側)で突然沈黙を破る ドボン」!!という大きな音がした。付近にいた釣り人がなにやら騒がしくなってきたので、私も何だろう?とすぐに明かりを点けて見に行く。どうやら釣り人が波止から海中に転落したらしい! 直ぐに連れの人が水汲みバケツを転落した人に投げ、落ちた人がその紐を持ち浮かんでいる。どうやら無事らしい。しかし、波止の高さは約4mもあり、引上げることが出来ない。波止上の人達で相談し、転落した人をそのまま紐で引っ張り、波止付け根まで誘導することにした。私もライトを照らして誘導に協力する。海中の人を照らしてビックリ!転落された方は女性であった。幸い自分で泳いでおられたので怪我等は無いように見えた。波止付け根まで誘導し、テトラから無事に波止に上がられた。
 転落された方はご夫婦で釣りに来られ、波止際ギリギリに椅子を置いて釣りをされており、暗闇の中で足を踏み外し転落されたようであった。余談になるが、今回転落をされた方は救命具を付けておられなかった。たまたま、転落した所にテトラが無く海に直接転落したので事無きを得たが、これがテトラや岩礁帯で打ち所が悪かった場合には… と思うとゾッと
する。

 さて、本題に戻るが、エビ餌に変えてもアタリの無い時間だけが過ぎていく、波止付け根付近でカゴ釣りをしていた方の竿が大きく曲がっている。何か大物がヒットした様である。玉網に納まった魚を見に行くと、我々が狙っていたコロダイ(約40cm)が入っていた。コロダイの回遊か!と期待が高まり、餌を付け替えてアタリを待つが、私の竿には何の反応も無い・・・。やがて夜が明け、日が昇り始め背中に朝日が当りはじめると無性に熱い!もうダメ!小波止で竿を出している坂口氏に状況を聞くと、アナゴと餌取りのみで○ボ! 日が昇ったので大物はもう期待できない・・・納竿しようと皆の意見がまとまり午前7時に納竿とした。一発大物狙いにボウズは付き物なのだが納得のいかない釣行となった。帰り際に、潜り漁を行っているダイバーの方から「釣れましたか?」と声を掛けられ、「ダメでした」と返答すると、「そうでしょう! 私はこの辺りで頻繁に潜っているが、今は水面の温度は上昇しているが、底の海水温が物凄く低く、魚の活性が悪い。魚が全然動こうとしないんですよ」との事。この人の話を100%信用するのではないが、なにわキャスターズの強者が○ボであった結果は、水温低下のためだったとしておこう!!

7月例会レポート
 第45回 クラブ対抗キス投げ釣り選手権大会併催  平成25年7月14日 レポーター:坂本照治

 7月例会は当初クラブ対抗キスとの併催で行なうべく計画を立てていたが、3連休の真ん中でもあり、クラブ員それぞれの事情もあり、大会参加は会長(肩腱板損傷)と私の2名(実質1名)だけとなり例会は不成立となった。毎年、我がクラブは成績集計を担当し、各クラブ員の釣果を素早く集計し表彰準備を行なう役目であったが、今回は他のクラブに集計をお願いすることになった。他クラブの方には大変迷惑をかける事となり申し訳無く思っている。この大会はキスの数釣りだけが目的では無く、連盟行事をプロジェクする大阪協会へのお手伝いも必要で、これらの趣旨を理解し、クラブ員多数の参加をお願いしたいと思います。(クリーンアップと同様に考えて頂きたい!)


 
 さて、本題に入るが、今年の京丹後市の海岸(小天橋〜浜詰海岸)はめっぽうキスが多く、10本針を投げると、キスが10匹釣れるとの事前情報(○阪サーフ ○達氏より)を聞き、心地良いキスのアタリを満喫できると出発前から期待を抱く。私一人で出発するのも車がもったいないので(これが後に幸運を呼ぶ)、他クラブの方(関西暁サーフ、○ア会長)の車に便乗させて頂き、箱石海岸を目指して出発した。箱石海岸は過去の大会でも行った事が無く、自然と期待が高まる(まぁ、同じ海岸続きなのだが!)駐車場に到着したのが午前4時20分頃、駐車場より海岸に向かい歩き始めるが意外と海岸までが遠い! 15分程歩きやっとのことで釣場に着く。釣り開始時間の5時までには余裕で仕掛けをセットし終えるだろうと思いながらリユックを開きリールを探す。あれ?・・・・ リールが無い! もう一度探すが無い! 車に置いた別の鞄に忘れたのか? どこかでこのような話を聞いた事を思い出す。(我がクラブの○崎氏の話)

 時計を見ると4時35分!時間が無い・・リールも無い! 慌てて○ア会長の元に行き車のスペアキーを借りるついでに、「あの〜 車に予備リールは積んでおられますか?」、○崎会長「あるよ!」、私「よかった!もし忘れていたら貸していただけますか?」、○ア会長「ええよ、使って!」 前回の○崎氏は予備リールが無く釣りを断念したのだが、私は運よくリールを借りることが出来た。(自分の車で行っていたら○崎氏と同じ運命であった)。

 来た道を小走りで駐車場まで戻り、鞄を探すが、やはりリールは無かった。早々に予備リールを借り、またまた釣場まで砂浜を歩く。(砂浜の2往復は相当つらい) へとへとになりながら釣場に戻ったのが、4時55分、すかさず仕掛けをセットし、他の方より少し遅れて軽く第1投・・・ 4色程投げて引いてくるがアタリが無い、事前情報と違うぞ? 2色まで引いてきた時に初アタリ、2回、3回とアタリがあり、上げてみると8本針に6匹のキスが付いていた(情報は間違っていなかった)。 続いて第2投、またも6匹釣れた。何れも12〜13cmの小物ばかりであったが、こんなに釣れたのは初めてのことである。納竿までにはどれだけ釣れるのだろうか? と嬉しい心配である。ところが後が続かない! 3投目、4投目と素針が続く。横で竿を出しておられる、黒潮サーフの○老会長は、コンスタントに2〜3匹を掛けておられる。針数を5本にし、近投で探ると2〜3匹ではあるがポツポツ釣れてくるようになり、私自身は過去最高の釣果(365g)を出す事ができたのだが・・・・ 審査準備のため9時に釣場を撤収し審査場に戻り表彰の段取りを行なう。続々と釣りを終えた方々が集まり、審査結果が手元に集計されて来る。前評判どおり1kgオーバーが続々と報告される中、個人優勝された方は何と3700g、私の10倍強釣っておられる。上には上がいるものだと関心する。優勝は、徳島鱗友サーフ 3名合計が10250g、3名共3kgを越える釣果であった。次回は何とか1kg越えを目指し頑張るつもりである。・・・・(くれぐれも持ち物の確認を怠らないように注意して!)




6月例会レポート
 第98回 全日本キス投げ釣り選手権大会併催  平成25年6月23日 レポーター:坂本照治

 今年も全国の投げ釣り師が1匹の大ギスを狙って奮闘する日がやってきた。我がクラブも尺ギスを狙って昨年と同じ境港会場にエントリーした。

 当初9名の釣行予定であったが、キャンセルが相次ぎ4名での例会となった。受付場所の「ゆめみなと公園」に23時40分頃に到着。(昨年は到着が遅れ出発順のクジが2枚しか残っていなくて、結局、尻から2番目の出発順であった)

 早々に受付けを行い、西橋氏が運命のクジを引いた。
6番! まずまずの出発順である。(昨年と比べれば雲泥の差である)車を出発順に並べ午前1時、1番の車から順次目的の釣場へ向う。我々は、昨年餌取りに悩まされ、目立った大物も釣れなかったが、野井漁港にリベンジを果たすべく釣場を決めて、車を走らせた。野井漁港手前の小波止に宮川氏、大波止付根の岩場に西田氏、大波止先端付近に西橋氏と私が入り、釣りを開始。港内向きに2本、外向きに1本と計3本の竿をセットし終わったのが午前2時過ぎ、後は尺ギスからのアタリを待つのみである・・・

 前日に台風崩れの低気圧が通過した事もあり、多量の雨が降り水潮ぎみになっているのだろうか? アタリが無い!(またも言い訳から始まる!)打返しを行なうべく仕掛けを回収すると餌が残っている。おかしい! 昨年は餌取りが多く、餌が数分も持たなかったのに・・・ またまた魚がいない所で竿を出しているのだろうか? 暫くして、岩場で竿を出している西田氏から33cmのマダイが釣れたとの連絡があった。時合い到来か! 眠気を振り払い穂先ライトに集中するが、竿先はピクリともしない。小波止の宮川氏に連絡をすると餌取りの猛攻で嫌気がさしているということで、このままでは朝まで餌が持たないとの事。目の前の波止で距離もそう離れていないのにこうも違うものなのか? と呆れる。

 夜が明けて辺りが明るくなり尺ギスの期待は無くなったものの、せめて1匹でもキスが釣れればと頑張るが、釣れて来るのはネズミコチばかり。それも全て測ったように19cm! 大きくなれヨ! と言い聞かせ、海に帰ってもらった。小波止で竿を出していた他クラブの方も餌と針がもたないと言って夜明けと同時に場所異動をされた。そんな中、粘り強く小波止で竿を出していた宮川氏が湾内向きでようやくキス(
23p)を釣り上げた。クラブ基準寸法をクリアしており、もう1匹を釣ればクラブ優勝の権利が確保できたのだが後が続かず残念であった。岩場の西田氏はその後、カワハギ26.1cmとマダイ23.0cmを追加するも、肝心のキスが釣れず例会対象魚(キス含む2匹)を揃えることが出来なかった。西橋氏、私、共に軽いクーラーを持ち帰路に着いた。


        西田氏の釣った大物                   宮川氏の釣った唯一のキス


5月例会レポート
        大阪協会オープン投げ釣り大会併催  平成25年5月19日 レポーター:坂本照治

 今年も例年の如く5月例会は協会オープン大会との併催で行なわれた。釣場は過去に大鯛が釣れた天神崎方面と決め、午後10時に集合場所を出発。途中紀ノ川SAで休憩を取り、坂口、野木井、西橋氏3名は田辺湾奥の赤灯台波止に、坂本、宮川、宮内氏3名は過去に大鯛(まぐれで?)を釣った小波止を目指した。

田辺天神崎に到着し、赤灯台波止には誰もおらず先端に坂口、野木井氏が、手前の小波止に西橋氏が入り釣りを開始。坂本、宮川、宮内氏3名が目指した場所にはすでに先客が竿を出していた。仕方なく白灯台の大波止に向ったが、先端付近にはすでに他クラブの方が数名が竿を出しており、3名共波止付け根付近で竿を出すこととなった。3本の竿を投げ終え、時間を見ると午前1時半。満潮が午前1時で、これから下げ潮となる時間である。暫くして湾奥に投げていた私の竿にアタリがあり釣れてきたのは24cmのシロギス、幸先がよい! 後は何か拓物でも釣れればと期待が湧くが、その後は一向にアタリ無し。赤灯にいる坂口氏に連絡をすると、すでにキチヌ30cmと23cm程のシロギスを釣っており、野木井氏もキチヌ37cmとシロギスの20cmを釣って後は大物との入替え待ち!という返事であった。

俄然気合を入れなおし、打ち返しを頻繁に行なうも魚からの反応は全く無い。横にいる宮内、宮川両氏に聞くも同様にアタリが無いとの事。また、我々の先(先端に近い方)におられた他クラブの方に聞いても同じ返事であった。辺りが明るくなって来ても一向に竿先に変化は無く時間だけが経過、すっかり明るくなった時、波止先端付近がなにやら慌しくなっている。何か騒いでいるようだが遠くて解からない。我々の横にいた他クラブの方が先端まで確認に行って下さり、帰ってきて話を聞き唖然とした。どうやら80cm級の真鯛(優勝魚)を釣り上げたらしい!また、その人は夜中に黒鯛の40cmもすでに釣っていると聞き唖然とする。ポイントの選択に間違いは無かったのだが、腕が伴わなかったのかその後は一匹の魚も釣れず納竿となった。赤灯先端に入った2名も幸先はよかったものの、その後サッパリで最初の魚のみで納竿となった。西橋氏は・・・・・(大エイとの格闘があったものの・・・?)○ボと言う結果となった。

 
集合場所に帰ってクラブの審査(大会会場では恥ずかしい?)、結果は坂口氏の釣った魚がクラブ規程寸法をかろうじてクリアしており、例会に優勝されました。

協会オープン大会の審査が始まった頃から雨が降り出し表彰式修了後には本降りとなったが、予定通り海上保安部の方々による海上安全講習が行われました。

池田協会長のご挨拶 心肺蘇生法の訓練 救命着を付けて訓練
雨中の講習、お疲れ様



4月例会レポート
大阪協会春季大会併催  平成25年4月14日 レポーター:坂本照治
 

 4月例会は協会の春季大会との併催であり、昨年と同様に中紀会場にエントリーした。昨年は低気圧の接近で海は大荒れ、竿を出す事さえ出来ずに惨敗であった。今回はリベンジということで、黒鯛、マゴチの大物を爆釣!という目ろみである。

前日(土曜日)の朝5時過ぎ、枕元に置いてあった携帯電話から突然地震警報が発せられると同時に、数分間の大きな揺れにおどろいて目がさめた。すかさずテレビを点けると、震源地は淡路島付近で最大震度は6弱という大きな地震との報道。これから釣りに行こうという日に大きな地震の発生!!余震も相当心配されたが、それ以上に釣果にどの程度影響が出るのだろうか?不安が頭をよぎる。

 午後10時、参加者6名が集まり早朝の地震についての話しをしながら、まずは煙樹ケ浜を目指して出発。今年は天候の心配は全く無く竿を出すことには問題は無い。午前1時過ぎ目的地に到着、6名が横一列に並びそれぞれの竿をセット、サー!「乗っこみ黒鯛の爆釣!」になれば思う壺なのだが・・・・・?

 竿出し後、数時間が過ぎても誰の竿にもアタリ無し、付けた餌も全くの無傷でそのまま戻って来る始末。魚の気配が全く感じられない・・・おかしい! 何時もなら餌取りくらいはいるはずである。やはり地震が何らかの影響を及ぼしているのだろうか?全員で話し合い、とりあえず夜明けまで粘って見ることにする。辺りが明るくなっても魚からの反応が無く、痺れを切らし釣場を変更することにした。審査場所が紀ノ川SAであるため、今から南下して釣場を探す時間はない、北上しながら釣場を探すこととし再出発した。宮川、宮内、高階氏の3名は田杭の波止で再釣を開始、坂本、西橋、山下氏の3名は海岸線の波止を探しながら、衣奈の波止で竿を出すことにした。

 田杭の波止ではちょうど満潮時と重なり、時折足元まで波が打ち寄せる状況の中、高階氏の竿に突然大きなアタリ!(6名の中で本日初めてのアタリ)リールを巻く手に力が入る! 数回の締めこみをかわし宮内氏が差し出した玉網に納まったのは、なんと石鯛であった。高階氏はこの石鯛とおみやげに確保していた小さなカサゴとで協会提出の異種2匹を達成。我がクラブから唯一の協会審査への提出者となった。他の5名も最後まで粘ってみたものの、最後まで魚の反応を得る事が出来ず納竿となった。我がクラブは、審査立会いクラブとなっていたため審査場にて参加者の釣果を確認したが、特に目立った大物の提出は無く、参加申し込み50数名中、審査カード提出は10数名と言う不漁であった。

当初心配したとおりの結果となってしまった。ただでさえ釣腕が悪い上に地震の発生が追い討ちとなり○ボの結果になったと思われる。(地震のせいにしておこう!)
5月オープン大会での雪辱を誓う!!

   ○審査に出された主な大物
   


3月例会レポート  平成25年3月24日 レポーター:宮内 宏知

3月例会レポート とほほの巻

 今年は桜の開花が早く花見カレイ、アイナメの便りも良く月例会は、鳥羽、淡路島、境水道、能登島方面と思っていたが、なにわの漁師が新宮の王子ヶ浜でクロダイ、ヘダイ、キチヌを釣っているのでクラブ員の宮川、山下、西田、西橋、宮内悠麻、宮内(父)6名の少数で一路大漁を祈願し釣行する。

 今回の審査は、異種2匹(クラブ規定寸法以上)の合計ということで、クロダイを釣って、相棒にニベでも釣れたら言うことなし、釣れなくても場所移動で相棒の確保は確実という目論見であった。潮も午前4時頃が満潮と申し分なく、大漁は間違いなしと確信しての釣行であった。

 しかし… 魚信がない、生体反応がない、如何したことか? 坊主、オデコ、スッテンコロリ、悪い予感が頭を過る。満潮の4時になっても何も起こらない。投げ返しの繰り返しでエサも少しずつ減っていき、やがて睡魔や空腹感に襲われるという悪循環(泣)に溜息ばかりが出てきます。日が昇り始めて辺りが明るくなっても、魚にお目にかかることはなかった。やむなく場所移動。西橋、悠麻、宮内(父)は吉野熊野国立公園の鬼ヶ城へ。ポイントまで徒歩で行くがこれがまた遠い。釣ろうと思っていた千畳のポイントには釣り人がいたため、さらに先のポイントで竿出しするが、ここも生体反応なし。山下、西田の両氏は二木島阿室古神社前で竿出し、宮川氏は大泊で竿出しするも丸坊主。結果西橋、悠麻、宮内(父)の3名がカサゴの良型を釣っただけで、3月例会は一件落着。次回は何処へ???????




2月例会レポート
  
大阪協会初釣大会併催  平成25年2月3日  レポーター西橋 浩

 2013年の初釣大会参加は、クラブ員4名の実参加となった。会長は、都合によりペーパー参加です。メンバーは、宮内、山下、坂口、西橋です。
釣り場は、武庫川尻右岸の堤防を目指しましたが、すでに先客が車中待機していたので、坂口氏(なにわの釣り場案内人)に従い、少し上流の阪神高速湾岸線下へ移動しました。しばらくの間、車中で待機し、釣り開始の0時に一斉に出漁です。

 宮内、坂口氏は、足場がゴロタ石の下流向きに、山下氏と私は川筋向きに構えます。幸先良く、坂口氏がキチヌの35センチ前後を2枚ゲットしましたが、他3名は一向にアタリがありません。痺れを切らし、宮内氏と坂口氏の間に移動、第一投目は宮内氏の仕掛けとオマツリ(スミマセン)。直ぐに同ポイントに投げ返し、竿一本を持って上流へ捨て竿をしに行っていると、「アタッタぞ〜」というコール。戻ってみると、何と先ほどオマツリして投げ返した竿でした。(宮内さん、またしてもスミマセン)

合わせを入れ途中結構何度も締め込みが・・・なんとキビレの42センチでした。この時点で例会順位は逆転、残りは宮内氏と山下氏に釣っていただき、私は相棒釣るために場所移動しなければなりません。タイムリミットのAM5時まで粘りましたが、両名ともBOUZで武庫川を後にしました。

坂口氏と私は、相棒魚狙い、宮内氏、山下氏は、異種2匹狙いのため、阪南港沖人工島ベランダでの釣り場でAM9時まで粘りました。しかし、全くアタリが無く、貝塚人工島へ移動を決めました。貝塚人工島ではテトラの上から異種2匹目を狙います。
 チョイ投げ、探り釣りの両方とも悪戦苦闘です。穴釣りの釣り人には、カサゴやアイナメが釣れています。坂口氏と西橋がそれを見てよだれをたらしています。それが釣りたい〜。
 しばらくして・・・やりました! 最後の最後に西橋氏の仕掛けになんと木の葉か? いやいや立派なマコガレイ14.2センチが釣れていました。 宮内氏、坂口氏から、
「カレイがマムシを食ったんと違う、マムシがカレイ食ったんや」と馬鹿にされましたが、協会の審査には提出することができました。

☆クラブ例会(全日本サーフ対象魚の1匹長寸 クラブ基準寸法以上)
 優勝 西橋浩  キチヌ 42,0センチ 2位 坂口 浩之 キチヌ 38,0センチ  

☆大阪協会初釣大会(全日本サーフの異種2匹 スズキ、コブダイ他魚の部)
 18位入賞 西橋 浩  キチヌ 42,0p  マコガレイ 14,2p  計56,2p

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